ゆびさきでめぐる世界遺産 ― ぐるぐる国立西洋美術館
2023年7月4日、国立西洋美術館(東京・上野)で3Dデータを活用した新たな展示がスタートしました。20世紀を代表する建築家の一人、ル・コルビュジエにより設計され、2016年に世界遺産登録された国立西洋美術館本館の建物の魅力について、3Dデジタルデータを活用し
続・3D計測を利用した文化財における新たな研究・展示手法
京都文化博物館は、織田有楽斎にゆかりの深い正伝永源院や、現在は愛知県犬山市に移築・保存されている国宝の茶室「如庵」などを3D計測し、貴重な文化財をデジタルアーカイブするとともに、これらの貴重な文化財への理解をより一層深めることを目的として、新しい形のデジタルコ
3D点群データを活用した歴史的文化財のアーカイブ事業
福島県の中央部に位置する富岡町は、2011年3月の東日本大震災では震度6強の地震と津波によって大きな被害を受けました。さらにその翌日には福島第一原子力発電所の事故で避難指示が出され、1万人以上の方々が住み慣れた町を離れました。避難指示が解除されたのは6年が経過
バーチャルリアリティーで人の気持ちに訴えかける ― 震災遺構の3Dアーカイブプロジェクト
東北大学総合学術博物館は、東日本大震災で被災した建物などを3Dデータでアーカイブする取り組みを2013年から続けています。復興工事が進むと同時に地震発生当時の遺構が少しずつ消えていく現場を3Dスキャナで計測し、InfiPointsを活用してデジタルデータとして
世界遺産の研究に点群データ処理ソフトを活用 — 石見銀山ほか全国の鉱山坑道を調査
松江高専電子制御工学科の久間英樹教授は、日本全国の鉱山坑道の採掘開始年代や採掘量などの研究を進めています。独自に開発した遠隔操作型ロボットを用いて狭く危険な坑道の奥まで3次元計測したり、さらに坑道の入り口付近の地表面を丁寧に計測したりすることで坑道の内部や周辺
3D計測・VRを利用した文化財における新たな研究・展示手法
京都文化博物館は、京都の歴史と文化を分かりやすく紹介する総合的な文化施設として昭和63年(1988年)に開館しました。京都ゆかりの優品が折々の企画に併せて紹介されている本館の総合展示室のほか、近代洋風建築として重要文化財の指定をうけた別館(旧日本...